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マルチーズの歴史

古代から中世まで

マルチーズの歴史は実に紀元前1500年頃もの昔にさかのぼります。古代の地中海の東岸に広く栄えていたフェニキア人の水夫たちによって、イタリア半島の南にあるマルタ島へと連れてこられた犬が、マルチーズの起源とされています。

当初からペットとして飼われていたマルチーズは、一般大衆よりも上流階級の人びとの寵愛を受けるようになり、ギリシャやエジプトの王侯貴族たちの家庭に広まりました。古代のギリシャ人はマルチーズのために墓を建て、エジプト人は黄金の食器でマルチーズを育てたと伝えられています。

以後、ローマ帝国の皇帝を始めとして地中海沿岸の上流階級に普及し、中世にはフランス、さらにはイギリスにまでマルチーズが渡ってゆきました。

近世から現代まで

近世に入ると、もはやマルチーズはヨーロッパの上流階級のペットとして定着し、メアリー1世やマリー・アントワネットといった世界史上に有名な貴婦人たちから寵愛されました。

19世紀にマルタ島がイギリス領になると、2頭のマルチーズがヴィクトリア女王への献上品としてイギリスに送られました。2頭はけっきょく女王の手には渡りませんでしたが、当時は世界最大の帝国だったイギリスで初めてショーに出されたことで名声を高め、さらなる人気に火をつけることとなりました。

1888年、アメリカのケネルクラブ(AKC)がマルチーズを犬種として公式認定し、20世紀なかばにはマリリン・モンローやエルビス・プレスリーといった大衆的スターたちの愛犬となり、上流階級だけでなく一般市民へとすそ野を拡大。現在もなおその人気は世界中でつづいています。

日本でも、アメリカでの大衆化を経たあとに人気を博し、ジャパンケネルクラブの「飼育頭数による人気犬種ランキング」において、1968年から84年まで、16年間の長きにわたり第1位を記録しています。

年表

紀元前15世紀頃:フェニキアの水夫がマルタ島に犬を持ち込む(マルチーズの発祥)

紀元前3世紀頃:マルチーズに関する記述が現れる

1世紀:ローマ皇帝クラウディウスの愛犬になる

5世紀:ギリシャの美術品にマルチーズらしき犬が登場

14世紀:イギリスに渡る

15世紀:フランスに渡る

16世紀:スコットランド女王メアリー1世の愛犬になる

18世紀:フランス王妃マリー・アントワネットの愛犬になる

18世紀:フランス皇后ジョゼフィーヌ(ナポレオン夫人)の愛犬になる

19世紀:ヴィクトリア女王への献上品としてイギリスに渡る→上流階級で流行

1830年:絵画『マルタ島のライオン・ドッグ』のモチーフに

絵画『マルタ島のライオン・ドッグ』の画像

1888年:アメリカケネルクラブに犬種認定を受ける→世界的流行に

20世紀:マリリン・モンローやエルビス・プレスリーの愛犬になる

1968年~:日本国内の飼育頭数ランキングで16年連続1位を記録

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